お年玉の相場はいくら?平均額ってどれくらい?

2017年12月04日

お久ぶりです。羽柴玲です。
ご無沙汰しております。ちょっと、体調崩したのを皮切りに、
諸々弊害が発生したこの頃。皆さんも体調には気を付けてくださいね。

さて、今日はお年玉の相場について考えてみたいと思います。
あげすぎてもいけない、少なすぎてもちょっと・・・
と、悩みが尽きないのがお年玉。

もらうには嬉しいけど、あげるのはなかなか大変なイベントですよね。
気になる方は、ぜひ続きも見ていってくださいね( ^^) _旦~~

0歳から2歳くらいへのお年玉

さて、これを見て、え?ものごごろつかないような子にもお年玉あげるの?と思われた方もいらっしゃると思います。
結論から言うと、必須ではありません。10割程度の人が、お年玉は上げるべきと考えてはいます。

なので、いくつかのパターンで紹介したいと思います。

自身の生まれたばかりの子供にお年玉をもらったことがありますか?

あなた自身のお子さんが生まれたばかりのころに、お年玉を頂いていた場合は、
頂いた金額と同じ金額を差し上げたほうがいいです。

こちらについては、お返し。という意味が強いです。
付き合いの程度にもよりますが、いただいたのなら同額をお返しするのが通例ですね。

お年玉をあげるお子さんのご家庭との付き合いの深さはどうですか?

この場合は、一概に差し上げる必要はないかもしれません。
お相手のご家族との付き合いの程度や今後どのような付き合いをしていきたいかで、変わってくると思います。
例えば、そうですね。だいたい、以下のパターンがあると思います。

別の機会に出産祝いを差し上げている場合

1年を通して、お相手のご家族とよく会う場合や、既に出産祝いを差し上げている場合は、
必ずしもお年玉を差し上げる必要ありません。

もし、差し上げる場合は、500円から2000円くらいでかまわないと思います。

図書カードなどお渡しするのもよいと思います。
絵本でもプレゼントしてあげて。絵本でも読んでもらってね。等を添えるといいかもしれません。

別の機会に出産祝いを差し上げていない場合

1年に数回しかお会いしない場合や、出産祝いを差し上げていない場合は、
少々、注意が必要です。

お正月の親族同士の集まりなどでお会いした際に
お年玉と一緒に出産祝いを一緒にお渡ししたほうが無難と言えます。

出産祝いの時期は逃してしっまた場合、
お年玉と一緒に出産祝いを差し上げるとよいかもしれません。

ちなみに、出産祝いの相場はこんな感じです。

【出産祝いの相場】

  • 兄弟姉妹のお子さん …… 1万円から3万円
  • いとこのお子さん  …… 5千円から1万円
  • 会社関係のお子さん …… 5千円

基本的に、出産祝いとお年玉は別々に包んで差し上げてください。
ただ、以下の一言を添えれば、ご一緒に包んでしまってもかまわないと思います。

「出産のときに顔を見に行けなくてごめん。これ、出産祝いもかねて、よかったら」

アレンジは自由です!ようは、出産のときに顔を見に行けなかったお詫びと、
出産祝いもかねてるよってことを伝えることができればよいので。

 

3歳から6歳くらい(未就学児)へのお年玉

さて、続きましては、未就学児についてです。
お子さんも自我が芽生え、自己主張をしてくる時期です。

さて、こちらもパターン毎にご紹介したいと思います。

相手のお子さんに幼稚園等の入園祝いを差し上げている場合

相手のお子さんに入園祝いを差し上げている場合の相場は、
大体、1000円から2000円です。

ただ、この頃のお子さんには、同額ぐらいの図書カードも喜んでいただけると思います。

自分の好きなものが確立してきますし、戦隊ものやアニメなど好きなものの本を購入できる!
と、喜んでいただける場合が多いです。

お子さんに直接さしあげるのに、現金はちょっと・・・っといった場合などの選択肢の一つとして考えていただければ

相手のお子さんに幼稚園等の入園祝いを差し上げていない場合

こちらの場合は、出産祝い同様、
お年玉と入園祝いをご一緒に差し上げる方が無難かと思います。

ただ、ご自身のお子さんの入園祝いを頂いていない場合などは、
必ずしもご一緒に差し上げる必要はありません。

相手のお子さんに、500円から1000円くらいをお包みして、
別にご入園祝いをお包みすればよいと思います。

ただ、ご入学祝いは必須ではないのですが、
たまにしか顔を合わせないご親族や懇意にしたい方などは差し上げておいた方がよいことも多いかもしれません。

ちなみに、入園祝いの相場はこんな感じです。

【入園祝いの相場】

  • お孫さん                      …… 5千円から1万円
  • 兄弟姉妹のお子さん       …… 5千円から1万円
  • いとこのお子さん        …… 3千円から5千円
  • 知人やご友人のお子さん …… 3千円

こちらの場合も、お子さんには図書カードも候補の一つとして考えていただいてもよろしいと思います。

あと、どちらの場合も個人的には、おもちゃなどの現物は避けるべきかと思います。
よほど懇意にしていて、今現在でその子の欲しがるものなどわからない場合は、
子供の不平・不満を買ってしまいますし、アレルギーなどの問題もあるからです。

小学生低学年へのお年玉

さて、お次は小学生低学年へのお年玉です。
相場的には、1000円から3000円が目安になります。学年に応じて、少しずつアップしてあげるとよいと思います。

ただ、ここで忘れていはいけないのが、入学祝いを差し上げたか否かです。

4月の入学式シーズンに会うことができず、
入学祝いを差し上げていない場合や、
差し上げることが難しい場合は、お正月にお年玉と一緒に差し上げるとよいと思います。

なかなか、お会いすることのない親族にお祝いを差し上げるのは気が引ける・・・
といったこともあるかとは思いますが、お相手の人間性・関係性に特に問題がないのであれば差し上げておいたほうがいいかもしれません。

ちなみに、入学祝いの相場はこんな感じです。

【入学祝いの相場】

  • お孫さん                      …… 1万円
  • 兄弟姉妹のお子さん       …… 1万円
  • いとこのお子さん        …… 5千円から1万円
  • 知人やご友人のお子さん …… 5千円

お年玉と入学金を別々にお包みして、差し上げればよろしいかと思います。
ご一緒にお包みして、差し上げるのも一つの方法ですが、
お子さんもしっかりしてくるお年頃ですし、別々にお包みして、差し上げた方がその後のいざこざが少なくて済むかもしれません。

 

小学生高学年へのお年玉

さて、お次は小学生高学年へのお年玉です。
相場的には、3000円から5000円が目安になります。学年に応じて、少しずつアップしてあげるとよいと思います。

高学年にもなると、ご友人と遊びに行ったり、
自分でいろいろなものを購入したりと
何かと自分たちでお金を使う機会が増えてきます。
女の子等はそろそろ自分で服を選んで、好きなものを着たいと思い出す時期でもありますし笑

あと、忘れてはいけないのが卒業祝いです。

入学祝い同様、
3月の卒業シーズンに会うことができず、
卒業祝いを差し上げていない場合や、
差し上げることが難しい場合は、お正月にお年玉と一緒に差し上げるとよいと思います。

ちなみに相場は、1万円くらいです。

低学年の時とは違い、卒業祝いもかねてお年玉を一緒に渡してしまってもかまいません。
その場合は、1万円をお包みして、卒業祝いもかねて。とお渡ししても問題ないと思います。

 

ただ、入学祝いや卒業祝いは、既にいただいている場合は、同等の金額をお包みした方が無難かもしれません。

中学生へのお年玉

続いて、中学生へのお年玉です。そろそろ、本気で悩ましいお年頃ですよね笑
相場としては、5000円くらいが妥当です。年齢学年等に差をつけたければ、相場前後で少しずつアップしてもよいかもしれません。

ただ、中学生の場合は、3000円から5000円、5000円から10000円の割合が、ほぼ等しくなっていますので、一概にはこれといえません。
個人的には、5000円もらっていたかどうか怪しいのですが、一般的にはそれくらいの金額のようです。

まあ、遊びに買い物等、自由度がアップしてくるお年頃です。
少々高額になるのは致し方ないかもしれません。

ただ、あまりに高額なお年玉はNGかもしれません。
この頃の年頃のうちに身に着けた金銭感覚は、大人になってからもあまり変わりません。
正しい金銭感覚を身に着けさせる。といった観点から、10000円以上の金額は差し上げない方が無難かもしれませんね。

この頃になると、入学祝いや卒業祝いを一緒に差し上げることは少なくなっているかもしれませんが、
気になるようでしたら、ご一緒に差し上げてもよいかもしれません。

ちなみに、入学祝い、卒業祝いともに相場は大体こんなものです。

【中学の入学祝いと卒業祝いの相場】

  • お孫さん                      …… 1万円
  • 兄弟姉妹のお子さん       …… 5千円から1万円
  • いとこのお子さん        …… 5千円から1万円
  • 知人やご友人のお子さん …… 3千円から5千円

ご親族にそれぐらいのお子さんがいらっしゃるようなら、急な出費にも対応できるようにしておいた方がいいかも?

 

高校生へのお年玉

続いて、高校生へのお年玉です。
こうして書いていて何なのですが、高校生へのお年玉は人によって大きく差が出てきます。
中には、数万を差し上げるという結果も出ております。

ただ、個人的には5000円から10000円くらいが妥当ではないかと思います。
お年玉はあくまで臨時収入です。

この頃の年頃の子は、欲しいものも多く、勉強にもお金がかかります。
基本は親御さんのお金でものを買ったり、バイトをしたりして金銭価格を身に着けるべき。
と、個人的には思いますので、臨時収入であるお年玉をあまり高額にする必要はないと思います。
それでなくとも、親族が多い等の場合は、ちりつも方式で金額が跳ね上がる可能性が否定できないからです。
個人的に、本当にこの頃に身に着ける金銭感覚大事だと思います。
ひもじい思いをさせる必要はないですが、豪遊できるだけ、いくらでも遊べるだけのお小遣いを挙げる必要はないのかなと。

さて、ここでも忘れてはいけないのが、入学祝いと卒業祝いです。

渡せなかったり、渡せる予定がないのであれば、一緒にお渡ししてしまう方が無難です。

相場は、だいたい1万円くらいです。
お年玉とお祝い金は別々にお包みして、お渡しするとよいと思います。

お祝いはお気持ちですので、5000円から10000円の範囲であれば、問題ないと思います。
ただ、いただいたお祝い金に対し、極端に金額が少ないのは、よほどの事情がないか切りお勧めしません。

 

お年玉番外編

さて、ここまでにご紹介したのが、一般的にお年玉を差し上げる年齢ですが、
例外的に以下のような場合は、大学生や社会人の方にお年玉を差し上げる場合があります。
なぜなら、お年玉とは遠い親戚等なかなかお会いすることない親族のお祝いも兼ねている場合が多いからです。

ご自身のお子さん(大学生)がお年玉を頂いている場合

統計的に、いとこの場合が多いようですが、ご自身のお子さんが大学生の時にお年玉を頂いている場合などは、
お礼の意味も込めてお年玉を差し上げる方がよいかもしれません。

親族間でのルールがある場合

例えば、未成年のうちはお年玉を差し上げる。など、親族間で決めごとがある場合などは、
それに倣って差し上げた方がよいと思います。親族間のいざこざは年どうですしね笑

成人のお祝いをかねてお正月にお年玉として渡す場合

成人のお祝いを渡していない場合など、お年玉としてお祝いをお渡しするケースがあるようです。

その他

あとは、本当に少数ですが、苦学生などへお年玉を差し上げるということもあるようです。

基本的には、いただいたから、めったにお会いしないから。といった理由で、
大学生以上の方にもお年玉を差し上げることがあるようです。

まぁ、どちらにしろお気持ちですから、無理のない範囲でお渡ししたいという気持ちを大事にされれば思います。
あげたくなければ、お渡しする必要はありません。もう、いい年齢ですからね笑

気になる相場はいくら?

大学生以上の相場ですが、10000円が圧倒的に多いようです。
大体少なくとも5000円以上という感じですね。大人なのだし、それくらいかな。とい感じのようです。

大学生の場合は、入学金や卒業祝いを優先しちゃおう!

親戚に大学への入学や大学を卒業する方がいらっしゃる場合は、お年玉の代わりにお祝い金として渡してしまってよいと思います。
お年玉ではなく、名目はお祝いです。

相場は、こんな感じなので、お年玉とさして変わりませんし、お祝いはわりと大事なのでちょうどよいと思います。

【お祝い金の相場(平均額)】

  • お孫さん                      …… 1万円
  • 兄弟姉妹のお子さん       …… 1万円
  • いとこのお子さん        …… 1万円
  • 知人やご友人のお子さん …… 5千円

 

最後に

お年玉はやお祝い金はあくまでもお気持ちです。
差し上げたいというお気持ちが大事ですので、それを大事になさってください。

ただ、あまりにも少ない金額の場合は、少々恥をかくこともあるかもしれません。
また、あまりにも高額なお年玉をぽーんっと出す人は注意をした方がいいかもしれません。

差し上げたいという思いと、いただいたという謙虚な思いでお年玉やお祝いは成り立っているのだと思います。

これらは、義務のようで義務ではなないです。
ただ、ご親戚付き合い等を円滑にすすめたり、子供がハッピーになったりするためのツールの一つです。

ご自身の見栄もありましょうが、無理のない範囲でお気持ちをお渡しすればよいと思います。
頂く側は、どんな金額であろうと相手のお気持ちを頂いていることを忘れないことが大事だと思います。

子供にっては、年に一度の高額臨時収入を得られるかもしれない一大イベント。
大人にとっては、高額支出が発生するかもしれない頭の痛い一大イベント。

そんなイベントを乗り切るための一つの糧としていただければと思います。

 

それでは、本日はこの辺で筆をおかせていただきます。